推拿(すいな)

推拿(すいな)

推拿と練功

推拿は手技によって身体を正常に回復させる医学学科に属し、 自然治癒力促進の物理療法と言われる。 伝統から見ると推拿を学ぶ者にとっては練功が如何に大切か、その重要性が強調される。

練功とは推拿と同じように、中国の古代に作られた自己の身体を鍛え、体質を強靱に向上させる方法である。練功は継続的に練習することが大切で、腰・腿・腕・指などの力がより強くなるばかりでなく、内臓の機能が調整されて、体質がより向上し、その結果手技の治療効果が著しく良くなる。推拿は自然的な物理療法に属すが、一般の物理療法、特に機械による物理療法とは全く異なる。推拿は手技の物理的な作用の他に、様々な生物信息が相手に有効的に作用する。例えば、生物電気・赤外線・電磁波等で、また、生体の物質を変化させる物である。この様な物質の放出量の強さは治療効果と密接な関係がある。

 

推拿療法は、一般の機械温熱療法とは比べものにならない位効果的で更に生体の気の調整による治療を受けた後では人間が再生したようなフレッシュな感じがする。施術者が練功を繰り返しているかどうか、功法を正しく理解しているかどうか、練功の修業期間の長短によっても、治療効果が違うものである。だから、中国の伝統は「推拿施術師は、毎日必ず練功を続けなければならない」と教えている。

 

 

推拿の効果理由

<外力→功→穴位(ツボ)→内能→経絡→内臓器官調整>

中国医学理論に則り、100種類以上もの手技を用い、さまざまな力で経絡とツボを効果的に刺激し、痛みを取ると同時に内臓の働きも調節し、生理機能を回復させます。体の外に与えられた心地よい刺激が、経絡という道を通って内臓器官にまで伝わり、自己の治癒力を呼び覚ますのです。

 

推拿主治範囲

頭痛、高血圧、半身不随、顔面神経麻痺、不眠症、眩暈、耳鳴り、虚労、狭心症、感冒、咳嗽、喘息、肺気腫、胆疝痛、嘔吐、胃痛、胃下垂、胃・十二指腸潰瘍、腸管癒着症、腸炎、便秘、下痢、糖尿病、慢性肝炎、遺精、陽萎(インポテンツ)、閉尿、腎疝痛、慢性腎炎、慢性腎盂腎炎、リュマチ性関節炎、近視、等。

 

寝違い、頚椎症候群、斜角筋症候群、ムチウチ損傷、下顎関節炎、肩関節周囲炎、五十肩、上腕橈骨外上顆炎、橈骨茎状突起部腱鞘炎、手関節捻挫傷、弾撥指、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、急性腰部捻挫傷、腰椎後方関節紊乱症、第三腰椎横突起症候群、耻骨結合分離症、仙腸関節捻挫傷、梨状筋損傷症候群、半月板損傷、膝蓋脂肪体損傷、膝蓋骨軟骨病、膝関節の創傷性滑膜炎、アキレス腱周囲炎、急性踝関節捻挫傷、扁平足等。

 

丹毒(流火)、多発性膿瘍(流注)、頚部リンパ節結核(瘰癧)、癰、急性乳腺炎(乳癰)、脱毛性毛嚢炎(髪際瘡)、閉塞性血栓性血管炎(脱疽)、霜焼け、凍瘡、急性結膜炎(火眼)、流涙症(迎風流涙)、急性扁桃性炎(乳蛾)、失声症、ヒステリー球(梅核気)、歯痛、等。

 

生理不順、閉経、生理痛、子宮内膜症、功能性子宮出血、生理前緊張症、生理による頭痛、生理による身痛、生理による浮腫、生理による乳脹、生理による下痢、妊娠による咳嗽、妊娠による嘔吐、帯下、子煩、胎気上逆、妊娠による腰痛、妊娠による腹痛、妊娠による高血圧妊娠による癇証、妊娠による下肢痙攣、妊娠による閉尿、妊娠による失声、胎位異常、出産期遅れ、出産後少乳汁分泌不足、出産後便秘、不妊症、盆腔炎、子宮下垂、陰吹、更年期症候群、老年生理復行、肥満、等。

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