生活習慣病

生活習慣病

生活習慣病の五要素

“ガン、心臓病、脳血管障害、高血圧、動脈硬化、糖尿病”などの生活習慣病は、個人差があるが、普段の生活習慣と密接に関係していることが分かっている。厚生労働省では 病気になってから治療するのではなく、一次予防の観点から健康を維持するように国民に働き掛けている。「食事、運動、喫煙、飲酒、休養」を生活習慣の五要素としている。ある日突然に病気になるのではない。毎日の生活習慣の積み重ねが大事なのである。

 

生活を充実し、楽しく豊かな毎日にするために、生活習慣を見直しが必要である。生活習慣病を予防するには、食事と運動。

現在の食生活はファーストフード、インスタント食品、コンビニ弁当、スナック菓子などに多く囲まれている飽食の時代である。

旬のものをおいしく食べ、季節に感謝すること、週に何回か適度な運動をしたり、歩くことが改善につながる。

 

現代は公共機関や車の利用のため、運動量が相対的に不足している。汗を適度にかくことは、新陳代謝が良くなり、身体の毒素(重金属など)が抜けていく。他には、禁煙する、適度に飲酒を楽しむ、週に一回は自分の時間を持つようにすることなどである。

 

がんと生活習慣を表した図

 

成人病から生活習慣病へ

 

成人病とは医学用語ではなく、行政が提唱した用語で、「経年して死亡率が高くなり、この世代になれば誰でもかかってしまう疾病」という誤解を招くような概念が定義されていた。

 

この成人病対策として、一次予防対策:生活習慣の改善・指導、二次予防対策:早期発見・治療、三次予防対策:再発防止があげられていたが、昭和30年代以降、成人の全死因に占める割合の大きさが、脳卒中、ガン、心臓病の三大成人病を中心として、早期発見・治療という2次予防に力を入れて講じてきたのが現状である。

 

ところが、成人病の研究が進むにつれて、その要因は食生活・運動習慣・喫煙・飲酒などが大きく影響していることがわかり、生活習慣に注目し始めた。つまり、生活習慣を見直すことによって、病気が進行するのを予防できることから「成人病」の概念を改めて「生活習慣病」の概念の導入に至った。

 

成人病という言葉は昭和31年、厚生労働省の中に専門委員会がつくられたとき、その名称が成人病予防対策協議連絡会と呼ばれたことに始まる。第2次世界大戦後、主要死因及び疾病構造は急激に変化し、感染症から成人病へと変化していった。また、ガン・心臓病・脳卒中の三大成人病は、平成9年の国民総死亡の60.7%を占めるようになった。

 

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